#03「”SOG自己診断異常で休日呼び出しがあったらしい”話」
先日、別の事業所の管理現場で「受電地絡」故障が発生したとのこと。
皆さんは「受電地絡」と言うワードを聞いてどの様な反応をしますか?
私は故障当番の日に「○○現場で受電地絡が発生したからヨロシク~(ピース)」なんて言われたら発狂しますね(笑)
受電地絡=PASがトリップしている可能性が大きいからです。
当該事業所の保守員が到着し、まずは電気室内の受電盤を確認すると、「受電地絡」のアラームが出ていたとのこと。
一方で、受電電圧は3相共に6600V出ており問題なく運用していたみたいです。
この時点では「誤報か?」と思っちゃいますよね。
次に引込柱に移動し、PASの入り切り指針を見て、「入り」の動作状態を確認。
SOGの制御箱を開けて確認すると、今回の話になります、「SOG自己診断異常」のランプが点滅していたとのこと。

↑ 戸上電機製作所様のSOGには中心に”自己診断異常ランプ”があります。
自己診断異常の場合はランプが点滅するみたいですよ。
私は、DGR試験時に補助電源を入れると点灯するので異常があった際は点灯するものだと思っていました。

実際は上の写真のように、点滅回数で異常理由を判定するようです。
当日の復旧方法
当日の復旧方法については、以下の通りです。
① PASを開放してDGR試験を実施
② DSを開放しDS1次~PAS2次までの高圧絶縁抵抗測定実施
2つとも測定値に問題が無かった為、SOG端子台に接続されている「a2」警報線を浮かせて仮復旧したとのことです。
ちなみに、a1が受電地絡信号、a2が自己診断異常信号、acがコモン になります。

↑ 戸上電機製作所様のSOG端子の役割表です。
まとめ
各種試験にて問題が無かったとのことで、SOGかPAS本体が劣化してきているのでしょうか?
弊社ではSOGもPASもセットで同時更新している為、更新計画を早めた方が良いのでは?と個人的には思います。
本日は以上です。ありがとうございました。