#03 最近、年次点検の作業責任者になった話
はい、タイトルにもありますとおり、
最近、年次点検の作業責任者を任されるようになりました。
作業責任者になった経緯としては、現在勤めている会社で作業責任者の高齢化が進み、若手社員へバトンタッチしていこうという流れがあったためです。
もちろん、「今日からやれ」と言われてすぐに完璧にできるほど、簡単な役割ではありません。
そのため現在は、ベテランの作業責任者の指導を受けながら、作業責任者“見習い”として現場に立っている、そんな立ち位置になります。
まだ作業責任者としての現場数は、5か所程度しか経験していません。それでも、どうせやるなら目標を持って取り組もうと思っています。
私が作業責任者として大事にしたいことは、
「安全第一はもちろんのこと、作業の流れを止めないこと」です。
実際に作業責任者として仕事をしてみて、作業員として現場に入っていた頃とは、まったく違った視点が生まれました。
例えば、作業員のときは、基本的に「指示されたことをこなす」立場でした。
しかし作業責任者になると、現場全体を把握し、余っている作業員がいれば次の工程へ回すなど、作業の進み具合そのものを考える役割になります。
弊社では、重要設備については仮設給電を実施した上で年次点検を行っています。
そのため、「一刻も早く復電しなければならない」という強い焦りは、正直あまりありません。
しかし一方で、ダラダラと作業をして復電が遅れてしまうことも、また問題だと考えています。
将来的には電気管理技術者(管技)を目指していることもあり、民間の委託先では時間的な制約が厳しい現場も多いと聞きます。
そう考えると、良い作業工程を考え、管理すること自体が修行のひとつだと感じています。
弊社の安全対策について
安全対策に関しては、弊社は比較的かなり厳しく実施している方だと思っています。
他の保安法人のやり方を実際に見たことがないため、一概に比較はできませんが、弊社で実施している安全対策の一例を挙げると、以下のようなものがあります。
弊社の安全対策の例
① 高圧メガ・高圧ケーブルG法測定時
関係者以外は電気室の外で待機させ、鳴動装置や立入禁止テープを用いて明示します。
② PAS切り後のDS操作、三相短絡接地器具設置時
高圧絶縁手袋・絶縁シューズを着用し、2人作業で検電・除電を実施します。
③ KY時の電路確認
高圧電気の印加ルートについて、単線結線図と現地盤を用いて全員で確認した上で作業を開始します。
まだまだありますが、今回は代表的なものとして以上のような対策を紹介しました。
まだ作業責任者としての経験は浅く、正直なところ迷う場面や判断に悩むことも少なくありません。
それでも、一つひとつの現場を通して
「どうすれば安全に、そしてスムーズに作業を進められるか」を考える時間は、自分にとって大きな学びになっていると感じています。
将来的には電気管理技術者を目指していますが、そのためにも、今は作業責任者としての経験を大切にし、現場でしか身につかない判断力や段取り力を少しずつ積み上げていきたいと思います。
同じように、これから作業責任者を任される立場になった方や、不安を感じている方の参考に、少しでもなれば幸いです。
今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。